池袋 ふくろ祭り 西口公園で会いましょう! 10月6・7日

10月 4th, 2012 by hasegawa

今週末の10月6日(土)7日(日)、池袋のふくろ祭りにNPO法人スローライフ小千谷で参加します。

池袋西口公園の小千谷のブース(東京芸術劇場に近い場所です!)にいますので、お立ち寄り出来る方、是非、声をかけてくださいね!

とれたての魚沼産こしひかりの新米、サツマイモ、越後の杵つき餅など、都市との交流、頑張ります♪

ふくろ祭り スケジュール http://www.yosakoitokyo.gr.jp/fukuro/index2.html

 
友好都市の観光物産展(青森県十和田市・岩手県一関市・宮城県・宮城県大崎市・山形県村上市・山形県遊佐町・福島県伊達市・福島県猪苗代町・茨城県常陸大宮市・栃木県宇都宮市・栃木県那須烏山市・栃木県那珂川町・埼玉県東松山市・埼玉県川越市・埼玉県飯能市・新潟県魚沼市・新潟県湯沢町・新潟県津南町・富山県富山市・長野県箕輪町・長野県立科町・静岡県浜松市・三重県名張市・新潟県小千谷市・豊島区・公益(財)としま未来文化財団・協賛企業多数)
 
 
 
過去のふくろ祭りでの写真
  
  
  
   
 

9月定例会 一般質問② 南部4小学校の統廃合に伴う南部・山辺の活性化 

10月 4th, 2012 by hasegawa

ふとした時に金木犀の香りが漂う季節になりました。

9月19日の一般質問続きを掲載します。(2項目目の南部4小学校の統廃合に伴う南部・山辺の活性化について)

小千谷市議会議会中継 http://www.discussvision.net/ojiyasi/index.html

二項目目として、南部4小学校の統廃合に伴う南部・山辺の活性化に関することについて、質問致します。

一点目として、南部4小学校の統廃合にかかわり、4小学校が廃校となりますが、特別支援学校に移行する塩殿小学校を除く川井・岩沢・真人の3小学校の後利用に関して、具体的な方針や方策は整っているのでしょうか。各地域とも小学校は大切な地域コミュニティーの大きな核であり、廃校は、一歩間違えば、過疎化への拍車をかけることが大いに懸念されます。地域の発展計画プランの中で、住民の夢と参画のもと、市のサポートや協働の中で、住民のやる気や活力が出てくると思います。後利用検討委員会の設置等、市の具体的な方針・方策を市長お聞かせ下さい。

(市長答弁)地域にとって小学校がなくなることは大きな問題だと認識している。市としても学校教育課だけではなく、全庁的に施設利用の可能性を検討しているところ。後利用については地元地域の意向を最大限に尊重すべき。南部地区統合対策委員会を地元の窓口として協議・検討を進めたい。

二点目として、「環境うるおい基金」設置の背景には、JR東日本の不正取水があり、10年間にわたる違法な取水を行い、北陸地方整備局への虚偽報告をしていたJR東日本に対し、2009年2月13日水利権の取り消し、取水停止が行われ、発電の再開に、水利権の再取得が必要であり、流域地方公共団体・関係利水者との賠償・発電利益還元金での清算として支払われたものを環境うるおい基金として設置したものと理解しております。

長野県飯山市にある西大滝ダムから宮中取水ダムを経て、川口町にある魚野川との合流点までの63.5㎞の区間が川の水量が極端に少ない「減水」状態となり、大河信濃川としての景観不良、夏では水温30度を超える生態系の破壊、水量が少ないことで起こるヘドロの乾いた異臭発生など、JR東日本の不正取水で多大な迷惑を被ったのは、小千谷市においては、特に、南部・山辺地域ではないのでしょうか。

また十日町・小千谷市南部を始めとした減水地域63.5㎞の沿川住民の叫びが不正を正してきた歴史があります。

「環境うるおい基金」は、小千谷市南部・山辺地域の苦しみや補償のもとの基金と思います。歴史を振り返ってみても、南部・山辺地域住民の大きな信濃川発電所への貢献と犠牲の中で、涙と汗の結晶の中で、脈々と築かれてきたことを忘れてはなりません。

小千谷発電所は1号から2号機発電開始を1951年(昭和26年)に始められたものであり、その1年前、第8回国会参議院電力問題に関する特別委員会が昭和25年10月10日に開かれ、石坂豊一議員が山辺発電所の隧道工事において、落盤事故が発生し、40数名の貴重な人命が失われた惨状を報告しております。

私から見ると祖父母の世代であり、戦後間もなく一家の大黒柱を落盤事故で失った南部や山辺の住民の方の苦悩が信濃川発電所の歴史の中にあることもしっかりと受け止め、「環境うるおい基金」を使用した小千谷の活性化、地域共生策に、南部・山辺地域の活性化、特に教育・文化の振興として3小学校の後利用に、何らかの支援や方策を取ることも重要と考えます。

市長の見解を伺うとともに、「環境うるおい基金」を使用するなどした具体的な南部・山辺地域の活性化策をお聞かせ下さい。

(市長答弁)環境うるおい基金の事業の実施に当たっては、地区を特定することなく全市域が対象となるもの。地域の振興策に関する地元の意向と基金の目的がうまくかみ合うものであるかどうか見極めていく必要がある。

最後に、三点目として、3小学校の後利用に関しては、地元町内の十分な意向も踏まえた上で、農業振興や若者定住促進、女性の起業など、現代の地域活性化に肝となるような戦略も打ち出していく必要があると考えます。大学生インターンを受け入れている内ヶ巻「絆」や岩沢の「アチコタネーゼ」、真人の若栃未来会議、川井の高場山マラソン実行委員会や高場山あじさい村育成会、山辺のグリーンライフ小千谷など様々な地域活性化の住民グループが意欲的に活動されています。住民による地域活性化グループに対する支援も含めた後利用支援の考えはないか、見解をお聞かせ下さい。

(市長答弁)地域活性化グループによる活用も含めて、地域にとって望ましい形で活用されるよう、地元の意向を尊重しながら、総合的に検討してまいりたい。

(再質問)環境うるおい基金、全市が対象との答弁だったが、小千谷の信濃川発電所をめぐる歴史・過程では、不正取水に関しては、先ほどの質問では、魚野川の合流点までが、減水被害を受けましたといわせていただいたが、南部出身の田中議員からは山本の発電所までが、減水被害を受けたといわれました。小千谷でいえば、真人・岩沢・川井・坪野・細島ですよ。また、真人地域・池が原地域には、住宅地に信濃川発電所の隧道トンネルが通っています。今までも、たびたび、陥没や地下水の減少等、南部・山辺地域は被害をこうむっています。不正取水だけでなく、施設がある限り、影響は続きます。また河川敷もアカシアなどの雑木が生い茂り、荒れ放題、洪水時に被害が懸念されます。こうした歴史を踏まえれば、河川敷の整備や南部・山辺の活性化に環境うるおい基金を使用することにもう少し積極的な支援の考え方があってもいいのではないでしょうか。

(答弁)この問題については過去何回か議会でも答えた。トンネルの問題など、別の問題として、放置するのではなく、JRと協議しながら対応していく。トンネルから流れている水を使って灌漑に使用していることもある。必ずしも、すべてが問題である、すべてがネガティブであるとは私は考えていない。起こった問題はきっちりと仕分けして調査して対応していく。環境うるおい基金はそれとは別に信濃川の環境に対して設けたものであるので、その趣旨にあった使い方をすべきと考えている。

(再質問)被害や影響の部分を言っているわけではなく、南部・山辺の歴史を踏まえてほしい。すべてといっているわけではない。南部・山辺地域への環境うるおい基金の積極的な活用を図るべきではないか。信濃川が流れている地域にもっと光をあてるべき。真人では、昔は「やな」が2つもあり、鮭の遡上があり、南部地域でも、多くの渡し船があるなど、南部・山辺地域は、信濃川と密接に生活がつながってきた歴史があります。市長は負の遺産ばかりではないというが、信濃川と密接につながってきた生活の歴史の中で、信濃川水力発電の取水により、荒れた信濃川中流域を取り戻す闘いが、十日町・小千谷でも、流域住民の方たちの尽力があって行われ、こうした努力が環境うるおい基金というモノに結実したのではないでしょうか。市長も、こうした歴史を踏まえ、是非、地元の声を聞き、南部・山辺地域の活性化に力をお貸しいただきたい。

(市長)今、「やな」があったと言われたが、もう、漁協との十分な話し合いがされているはず。もしそれを超えてそれ以上のことが行われていたら問題だが、遠い前のことのようなので私はわからない。繰り返しにあるが、何が問題で何が原因でそうなるのかを切り分けながら、JRと話をするときはしていくべき。決して放置する話ではないが。

流水の少ない大河信濃川(川井真皿と塩殿細島)

「水が消えた大河で JR東日本・信濃川大量不正取水事件」(三浦英之・現代書館・2010年)

※「水が消えた大河で」では、歴代十日町市長のそれぞれのくだりも出てきますが、そのくだりも、大変興味深く読みました。政治と切り離せないこの問題について、歴代十日町市長のそれぞれの政治姿勢が象徴的に表現されています。

9月定例会 一般質問① 病院統合について

10月 4th, 2012 by hasegawa

9月定例会で、一般質問を9月19日行いました。(病院統合と南部・山辺の活性化の2項目について)

小千谷市議会議会中継 http://www.discussvision.net/ojiyasi/index.html

(病院統合 : まとめ )

私は、先に通告いたしました2項目について質問致します。まず、一項目目として、病院統合における小千谷の地域医療の未来について質問致します。財団法人小千谷総合病院と新潟県厚生連魚沼病院が、経営統合し、2016年4月を目標に、新病院を開院することが8月30日に、発表されました。当初予定されていた平成25年4月までの統合は実現できませんでしたが、県内初となる経営母体が異なる病院の経営統合を無事に取りまとめ、新病院が開設されることに、大いに、市民は安堵し、地域で安心して生活できる拠り所となる新病院に大きな期待を寄せております。新病院が、小千谷市民にとって、地域医療の、地域生活の、未来を左右する大変な事業であることは事実であります。この一大事業に対し、未来の小千谷が少しでも市民にとって暮らしやすい地域であるように、一丸となって取り組まなければならず、また当然、市民に対しても、情報公開や説明責任が生じるところでありますが、当市はどのように、決定された病院統合を進めようと考えているのか、端的にお答えをお聞かせ下さい。

 まず、1点目ですが、具体的に病院統合を検討していく「病院統合協議会」の「検討委員会委員」は、必要に応じて「運営委員会」で指名するとありますが、「運営委員会」に含まれる両病院、市、母体の厚生連、新潟大学医歯学総合病院、オブザーバーの新潟県魚沼地域振興局健康福祉部の他に、「検討委員会委員」にどのようなメンバーの招集を予定しているのか聞かせ下さい。

(市長答弁)必要に応じて運営委員会で指名することとしており、構成員は固定せず、構成については今後の検討となる。

次に、2点目として、「検討委員会」について、他市でも設置されているような「地元住民・地元医師会・学識経験者・議会・病院関係者」を含めた「地域医療整備協議会」のような役割を持たせ、市民に公開された形で、病院統合の工程や内容を協議していくべきと考えますが、市長の見解をお聞かせ下さい。

(市長答弁)運営委員会を中心に進める。

三点目として、病院統合の決定と新病院開設が平成28年4月と具体的に決定されたことに伴い、市民に対する丁寧な説明と意見の集約が必要と考えますが、6月定例会でも私が質問させていただいたような「出前講座」や「新病院や小千谷の医療に対する市民から意見を聞く会」等を開催・開設する具体的な工程を設ける考えが市長にあるのか、お聞かせ下さい。小千谷市に唯一となる総合病院である新病院の開設です。市民に対して説明責任を果たし、また市民が参画できる新病院の構想構築を図り、市民の愛着や信頼を得られる新病院となることが重要だと考えますが、市長、いかがでしょうか。

(市長答弁)統合協議会で提案していく

四点目として、平成28年4月の開院から逆算すると、基本計画・運営計画の作成、基本設計・実施設計・建設工事着工と工程スケジュールが自ずと決まってくると思われます。また、その間、説明会や公聴会、検討委員会の開催も多く開催していかなければなりません。開院に向けての具体的な工程・スケジュールをお聞かせ下さい。

(市長答弁)厚生連が中心となって検討していく事項。市としても協議に加わり、計画ができた段階で公表していく。

五点目として、病院統合にあたり、平成28年3月で、財団法人小千谷総合病院や県厚生連魚沼病院は閉院となりますが、県厚生連に、吸収合併される財団法人小千谷総合病院は、財団法人を解散することになりますが、解散するに従い、建物の処分も含めた費用は財団法人小千谷総合病院のみが負担するものとなるのでしょうか、市長の見解をお聞かせ下さい。六点目として、吸収合併となる病院統合の前に、財団法人小千谷総合病院の解散が前提となりますが、財団法人の解散、清算法人への移行、残余財産の帰属、負債があるとしたら負債の清算など、解散に関して様々な手続きがあると考えますが、小千谷市としての支援はあるのか、市長の見解をお聞かせ下さい。

(市長答弁)今後の解散手続きの検討結果により市としての支援など判断する。

七点目として、市長は、病院統合に関して、市として「有形の支援」を行いたいと先の6月定例会でも述べておられましたが、具体的に「有形の支援」とはどのようなものを念頭に置いておられるのか。現実に病院統合が決定されました。平成28年4月の開院も発表されました。具体的に「有形の支援」を市としてどう行うのか、説明していく状況にあると考えますが、市長の見解をお聞かせ下さい。

(市長答弁)金銭的支援や物的支援も含めこれから検討していく。

八点目として、市長が「有形の支援」を唱える以上、巨額の市民の血税が投入される予定であると推測されますが、この点、非常に重要なことであります。市民の血税が使われる以上、失敗は許されません。医師や看護師等のスタッフの充足には、どのような方策をとるのか、また開院後も新病院に対して市からの支援負担を行うのか、市長の見解をお聞かせ下さい。

(市長答弁)人材確保は、両病院で検討していると考える。市としても可能な限り協力する。開院後の新病院に対する支援負担は今後の協議そのようなことを必要としない新病院を目指してほしい

九点目として、新病院統合の発表が遅れたこともあり、平成23年11月に発表された新潟県地域医療再生計画には、救急医療ネットワークの構築などに、二次救急を狙う医療機関として「小千谷」の文字はありません。今後どう、魚沼地域・中越地域で、「小千谷」の新病院を位置づけられるのか。県との連携も合わせて、戦略をお聞かせ下さい。

(市長答弁)今後計画に載せてもらえるよう働きかけていく

最後に、2004年度に新臨床研修制度の開始を受け慢性的な医師不足に陥っている現状では、医療人材の確保・育成にむけて、医療人育成センターをもつ新大病院や地域医療支援センターを有する新潟県との連携が不可欠です。魚沼基幹病院を中心とした地域医療研修フィールドを構築しようとしている魚沼市・南魚沼市に比べ、小千谷市は出遅れ感は否めない状況ではあります。当市の「総合病院協議会・運営委員会委員」でもあり、新潟大学医歯学総合病院病院長である内山聖氏とは連携支援の確約は取れているのでしょうか。内山氏は、平成28年4月開院予定の当市の新病院より約一年前である平成27年6月に開院予定の魚沼基幹病院の病院長となることが確定しております。そのことも踏まえた連携戦略を市長に伺います。平野文部科学相が、9月11日の閣議後の記者会見で、地域偏在による当面の医師不足解消策について、医学部を新設しないと明言したことは、医学部新設を切望する新潟県にとっても大変落胆する話であり、医師の確保について、大変憂慮される現状に、暗澹たる思いを感じざるを得ません。新大医学部の7割が県外者であり、卒業生の6割しか研修医として県内に残らない現状がある中、魚沼基幹病院では、研修医の医療にたずさわる事の喜びやモチベーションを上げられる地域環境の整備など、地域医療の在り方として、しがらみのない新しい視点で研修医を教育する体制の構築、研修医が行きたがる教育、病院のトップのみならず、高度な体制の中で実際に教育を受けている研修医の声の発信、地域住民と研修医がコミュニケーションを図る魚沼学校などを設置し、地域で研修医を育てていく仕組みの構築を期待されています。統合後の病院での医師の増員を新潟大学と群馬大学の医局に働きかけるとの報道もされておりますが、具体的な展望をお聞かせ下さい。

(市長答弁)最大限努力をしていく

(再質問)必要に応じて検討委員会を招集するという答弁だったが、運営委員会のみで行うのか。

(市長)統合については決まったが、今後のことはまだ決まっていない。今から、こういう問題があってこういう人を検討委員会に招集するということは言えない。今後の課題検討の中で決まってくる。

(再質問)地域医療整備計画のような性格を運営委員会・検討委員会を持たせられないのか。地元医師会や関係者・学識経験者などを含ませる考えがあるのか。

(市長)基本的には運営委員会が中心。どう地域の意見を吸い上げるのか、今後の課題検討結果次第に、柔軟に対応したい。

(再質問)市民の意見を聴く会は、「提案していく」という答弁だったが、是非「行います」と明言する性格のものでは?。行わなくてよいのか。

(市長)決して市民の意見を聞かないと言っているわけではない。どういう形で吸い上げるのかは今後の検討課題になる。

(再質問)具体的なスケジュールは今後公表していくという答弁だったが、平成28年4月開院が決まっている。大体のスケジュールは決まっているのではないのか。平成27年6月開院予定の魚沼市新病院については、平成23年5月に魚沼市新病院整備基本計画が魚沼市では策定されている。具体的なスケジュール等を公表する段階になるのでは。統合が決定した後であり、市は仲介役ではなく、指導役になるのでは。

(市長)決して秘密にしていることではない。今のところ、具体的に決まっていない。支援室などを作ったので、担当者の頭にあるのかもしれないが。3者の間(市・厚生連・小千谷病院)で決める事もあるので。もう少し時間をほしい。

(再質問)小千谷病院の解散に対する支援に対して、今後の検討とはおかしいのでは。病院統合で、かなり話は詰められたはずではないのか。横森小千谷病院委員長も、8月30日の会見で、「統合方法、経営主体、資金調達、新病院の規模、職員の処遇」について協議してきたと9月1日付の日報にも、載っています。資金調達も協議されたのでしょう、そうでなければ、財務状態とか突き合わせなければ統合の話はまとめられないはず。まだ話せないのか。

(市長)2つの企業の経営に関する機密にかかわること。問題は予測されるが、それがいくらになって、それをどうするのかは決まっていない。具体的な話をしたことはない。まだ統合まで2年半あるので、状況もどう変わるか分からない。柔軟に臨機応変に対応していくべきことと思う。具体的になったら明らかにして市として対応していく。

(再質問) 市の財政支援、本当に重要なことです。税金を使用するということで、本当に過酷なまでの情報公開や説明責任の義務が生じると思います。また議会のチェック機能が試される。今までは、仲介が統合が壊れてしまうかもしれないから言えないとの一点張りでした。しかし、統合は決まったのです。いえませんでは済まない話です。今回の答弁で、市の支援は、金銭的支援という話も出た。市長はあくまでも、有形支援という言葉にこだわりました。ですから、私も、「有形支援の具体的な内容」をお聞きしました。どういう支援なのか。

(市長) 2年後にこうなるといえない部分もある。現在も両病院は経営改善をしているので。今まで市は仲介だが、市は支援するとしたら市にとって大きな課題。市長が いって叶うことではない。市民の皆さんに納得してもらうことが大切なのは重々わかっている。市民の理解が得られるようなプロセスをたどりたい。

(再質問)田中議員の6月定例会で、新潟県の地域医療再生計画の中で、2つの病院が統合するから、何とかそこの部分で財政支援をお願いできないかという話はされたのでしょうかという質問に対して、副市長はこう回答されている。「具体的に私どものほうでそこの基金を小千谷に回してほしいということの要望をさせていただいております。提案もしております。ただ、同じ医療圏域ということで、県のほうは県立病院に集中して投資したいというような、そういう方向づけで、残念ながら私どもの提案は今の段階では認められておりません。」。先ほどから、検討する・要請していく・努力するという発言ばかりで、具体的な戦略は見えないのでは。

(市長)県の医療関係部門に対して市の考えを伝え、理解していただくことだと思っている。今後それがさらに具体化することを期待している。

(再質問)内山聖氏とは、連携支援の確約がとれているのかと私は聞いているのですが、お応えできないのでしょうか。

(市長)内山先生は統合協議会の会長であり、ことさら確認をとる必要はないと考えている。

(再質問)来年3月に内山聖氏は、新大医歯学総合病院長を定年退職される予定で、その後、魚沼基幹病院のはじめての病院長に就任されるわけですが、その後も、小千谷の病院統合協議会のメンバーに在籍し、会長の座にいられるのですか。

(市長)今の段階では一切そのような話をしていない。内山先生からも話を聞いていない。まだ時間もあることですし、どうなるかは今の段階では言えない。

(再質問)最後に、新病院は、市民、私も期待している。ただ、平成28年4月開院という、スケジュールは決まっている。本日質問させていただいた事に対して、具体的な日時に言及できないことは仕方がないとしても、「決まっていない」「わからない」「話していない」という市長の言葉から、少しの方針や戦略のかけらも語られないことは、もう、議会や市民の前に、整備計画や工程が発表されたときには、もう検討する時間など残っていない。もう、これで決まったから、議会や市民は納得してくれという段階になってしまいますよね。何としても、新病院は、小千谷の未来に欠かすことの出来ない、未来戦略の核となる施設です。成功してもらわなければ困る課題ですので、再質問でも、十分な答弁いただけなかったと思いますが、この問題については、これからも質問させていただきます。

信濃川水系河川整備計画 住民懇談会(中流部会) 小千谷会場

10月 3rd, 2012 by hasegawa

10月3日 小千谷のサンプラザ大ホールにて、信濃川水系河川整備計画 住民懇談会(中流部会)が開かれました。

信濃川水系整備計画骨子から、私が、気になったフレーズは、「必要流量」「渇水被害」「減水」「内水対策(自然排水)」「輪中」「流水維持」「小水力発電支援」「横断工作物」「自然環境(高温化・乾燥化)」等など。

私は、信濃川水系の上流・下流に比べ、小千谷も含まれる中流域は、信濃川と親しむ環境にないのではないかが実感です。長野県などの上流や新潟市のような下流にあるような水辺の公園や水辺の自然塾、カヌー・ボートなどの水と親しむ環境があまりにもない。中流域は鮭の遡上やそれにともなう漁文化、ヤナや渡し船など、どの地域よりも水と親しむ生活文化があったのにそれが今は、廃れている。やはり、来場者の方の発言「(中流域は)死の川」との表現にあるように、水力発電の取水で、水量が少ない現状、その減水被害の中で、渇水被害や河川環境の高温化や乾燥化の弊害が出現していることが中流域を「死の川」としている現状があることが影響しているのではないでしょうか。

国土交通省北陸地方整備局のいう「必要流量」と地域が考える「必要流量」にかい離はないのか。滔々と流れる大河信濃川の姿を取り戻せるのか。また取り戻したいのか。水資源をどう将来の世代へと渡していくのか。地域は信濃川をめぐる自分たちの未来の生活を熟慮する必要があります。

また、支川の管理整備(小千谷でいえば、茶郷川や表沢川等)も重要で、内水被害対策も含め、地元の切実な思いをくみとり、整備していかなればならない課題です。

 

意見募集は10月19日(金)まで!

信濃川水系河川整備計画|国土交通省北陸地方整備局 ホームページ

河川整備計画(骨子)についてご意見をお聞かせ下さい

http://www.hrr.mlit.go.jp/shinage/shinano-plan/index.html

  

  

北陸地方整備局では、信濃川水系(大臣管理区間)において今後 の河川工事や維持管理の内容を具体的に示す「信濃川水系河川整備 計画」の策定作業を進めています。 この度、北陸地方整備局信濃川河川事務所及び信濃川下流河川事 務所では、計画の概要や項目をまとめた「信濃川水系河川整備計画 骨子」について、信濃川水系と関わりのある地域の皆様のご意見を お聴きするため、10月1日から10月12日にかけて、新潟県内7会場で 住民懇談会を開催します。(長岡市、燕市、小千谷市、魚沼市、十日町市、三条市、新潟市の 7会場) 報道資料より

小千谷スキー伝来100周年記念式典

9月 30th, 2012 by hasegawa

 9月30日小千谷スキー伝来100周年記念式典が小千谷スキー連盟の主催で開催されました!不勉強でしたが、小千谷にも、レルヒ少佐がスキー指導に来谷していたことを知り、驚きました!

プレスブルグ(現在のスロバキア首都)生まれのレルヒ少佐により、1911年 (明治44年)1月12日、新潟県上越市高田にて、「mettez les skis!(「メテレスキー」スキーを履きなさい)とのかけ声とともに、日本で初めての組織的なスキー指導が行われました。これが、日本のスキーの始まりと言われています。

その翌年、小千谷でも、「メテレスキー!」の掛け声が響いていたとは!

(レルヒ少佐は、今、ゆるキャラ「レルヒさん」のキャラクターでも有名ですよね。)

少子化や趣味の多角化でスキー人口の減少が叫ばれて久しいですが、グループホームに入居している80代の女性の利用者さんでも、多くの人が、「若い頃は、スキーをやったんだよ!」「私は、スキーの選手だったんだ!」「よく『○○さんが、今日もスキーに行くよ!(かっこいいね)』とささやかれたもんです」とか「よく坂をすべったよ」とかお話が出てきます!

そんな入居者さんのお話を聞いていると、「スキーの楽しみ」「スキーをすることの楽しさ」が本当に、冬の小千谷の生活に根付いていたんだな~と心が温かくなります。

小千谷は豪雪地帯ですが、「雪に生きる喜び」を感じられる生活文化の継承のためにも、スキーを楽しむことやスキー競技の活性化が、関係各位だけでなく、多くの方の願いでもあると再確認した式典でした!

新潟県聴覚障害者大会

9月 30th, 2012 by hasegawa

9月30日第十三回新潟県聴覚障害者大会が小千谷市で開催されました。私は、小千谷要約筆記サークルの会員でもあり、大会にボランティア参加させていただきました。

小千谷市ろうあ者協会の皆さん、本当に大会運営お疲れ様でした!

私自身も本当に学びになった大会でした。(詳細は後日にまた報告しますね)

  

  

  

  

小千谷市総合防災訓練

9月 30th, 2012 by hasegawa

9月30日、朝8時30分に大規模地震が発生したとの想定で、小千谷市総合防災訓練が行われました。

自主防災組織の皆さんや町内会、地域消防団をはじめ、多くの市民の皆さんが参加されました。

  

  

  

  

  

  

魚沼グループホーム連絡会 秋の連続セミナー 鳥海房枝講師

9月 30th, 2012 by hasegawa

グループホームほのぼのが事務局となって、進めてきた秋の連続セミナー。

2回目の研修会(テーマは「排泄ケア」)が9月29日無事、終わりました。

今回も、参加者の方に大好評で、準備に奔走してきた身としては、正直ほっとしました。

介護現場では、なかなか研修会や勉強会に、一度に多くの職員が出られない(勤務の日に職場を空けて、研修にいけるような余剰人員はどこのグループホームもさけない。)。また、小規模な事業所では、講師を呼んでの研修会を自前で開催することが難しい。ゆっくりとケアを振り返り、質を向上していく取り組みの必要性を感じつつも、日々の業務に追われる毎日。というような現実があります。

今回、県の小規模事業所連携事業の助成をいただき、有意義なセミナーを開催することができ、本当に良かったです!

また、講師の鳥海先生の明るくかつ迫力があり、また介護現場の現実を良く熟知し、利用者の方の尊厳を守るケアのお話に、出席者である介護現場の職員がどれだけ元気づけられ、明日からの仕事へのやる気を漲らせたことでしょう。

県の小規模事業所連携事業は、来年度、継続されるかは未定ですが、超高齢社会の中で、介護現場を勇気づけ、ケアの向上を真摯に取り組む研修会などを下支えする取り組みを継続してほしいと切に願います。

※連続セミナーは2回とも、夜19時から21時まで開催されましたが、疲れもあるだろう勤務終了後の夜間、小千谷市、魚沼市、南魚沼市、十日町市、津南町のグループホーム職員が、魚沼市小出に集まり、勉強会をする(1回目は60名、2回目は80名の認知症高齢者対応型グループホームの職員の皆さんが参加されました。参加グループホーム数は17グループホーム。)その熱心さに、鳥海講師も、感心しきりでした。

(多くの現場職員が参加出来るとなると、夜間開催の希望になります。その日の夜勤者以外は参加できるのですから。)

魚沼の介護現場は熱い!ですよ。

西保育園運動会

9月 30th, 2012 by hasegawa

9月29日西保育園の運動会が開催されました!

天気が心配されましたが、小比田園長先生が、開会式で園児の皆さんに、「大丈夫、皆さんが楽しみに一生懸命練習してきた運動会、必ず、お日様が顔を出しますよ~」の言葉通り、最後にはとっても爽やかな青空が広がりました。

ウン十年前の卒園生ですが、一生懸命な園児の頑張りと同世代や年下の保護者の方たちや先生方の熱心な取り組みに、たくさんの感動を得た運動会でした!

  

  

小千谷北魚沼福祉会 法人設立30周年

9月 30th, 2012 by hasegawa

  

社会福祉法人小千谷北魚沼福祉会の法人設立30周年記念式典が9月25日行われました。

設立当時の市長だった星野行雄氏も挨拶をされました。

また、多くのボランティアの方や団体を式の中で表彰され、法人を支えるボランティアの方や篤志家にも、光をあてる心温まる式典でした。