議会最終日後、地域を歩いています!

12月 18th, 2013 by hasegawa

昨日17日、第4回定例会の最終日でした。

早速、報告を兼ねて、地域の皆さんの所を訪問しております。

写真は、機織り(小千谷の織物会社に出す帯だそうです。)に励んでおられるおかあさんと。

いつも元気を頂いています。

昔から、冬の寒さの中にも、機織りに励む、小千谷の女性の芯の強さ・勤勉さ、見習って頑張りたいです。

また、先日の一般質問には、大勢の皆さんから傍聴いただきました。

大勢の市民の方から、傍聴に来ていただけたこと、議員としても、心強いですし、傍聴してのご意見、ご助言も、多くの方から、お寄せいただき、ありがたいです。

小千谷市のホームページでも、一般質問の様子が、小千谷市議会・議会録画中継として掲載されていますので、是非、多くの方から、ご覧いただき、ご意見いただきたいです。

一般質問の内容(答弁や再質問でのやり取りなど)は、また後日、報告させていただきますね。

 

  

12日一般質問

12月 11th, 2013 by hasegawa

12日(木)10時から、市役所4階 議場で 一般質問が行われます。

私は、3番目に登壇します。(通告内容は下記に掲載しましたので参照してください。)

先日、一般質問が既に行われている十日町市に傍聴に行ってきました。

地域の抱える課題は、他市でも共通する部分が多く、生のやり取りを傍聴でき、沢山のことを考えさせられました。小千谷市とは逆に、一般質問の後で、委員会審議等を行う日程。傍聴者に配布される資料の詳しさ。議場での時計表示等など、議会によっての違いも目のあたりに出来ました。

また、市役所入口すぐのホールにある総合案内(インフォメーション・コンシェルジュ)の仕組みは、今回、私の一般質問でも取り上げている項目であり、実際に目に出来、十日町市議から、「開庁中は、職員が一時間毎に交代で総合案内席につめる。部長(小千谷でいえば課長)も行う。」とのことも伺えてよかったです。

10日の日報に早速掲載されていた政府の生産調整(減反)や補助金見直し後の十日町市の平均農家・法人の所得試算も、議場での市長答弁で、私も、リアルに伺いました。(早速、その日のうちに、小千谷市の農林課に聞いたところ、小千谷市は、現在試算中とのこと。飼料米で所得増でも、中山間地の農家のモチベーションは保たれるのか等、課題はありますね。)

 

発言通告と要旨

1.市民サービス向上について

①市役所ロビーに、総合案内係、フロアマネージャー等の設置の考えはないのか伺います。

②窓口業務者や総合案内係に認知症サポーター養成講座の受講の考えはないか伺います。

③窓口や申請手続き等市民サービスに繋がる業務の簡素化や利便性向上への取り組み(ペーパーレス化含む)の考えはないか伺います。

④窓口利用される障害者に対する合理的配慮の提供を進めるべきと考えますが、車椅子利用者に対する机等の高さを調整することや手話通訳・要約筆記者の配置などのお考えを伺います。

⑤市報の文字サイズの検討や社協だより等、他媒体との重複記事を避けるなどの工夫の考えはないか伺います。

2.今後の介護保険制度改正にむけての対策について

①予防給付の市町村事業の移行が見越されますが、当市として対応・対策はどのようにされるのか伺います。

②介護保険日常生活圏域ニーズ調査において、75歳・80歳の対象者に、調査票を記入していただくことの実効性はあるのか。訪問調査を行うなど、調査方法を工夫すべきではないか伺います。

3.人口減少が想定されるおぢやでの公共施設の在り方について

①今後の公共施設の建て替え・改修・新設の計画はどのようになっているのか。また、公共施設のスリム化・複合化・維持管理のコストカットの視点も合わせ持った今後の当市における公共施設の建て替えや新設を考えていくべきと思いますが、いかがか伺います。

②問題意識・危機感を住民と共有するためにも、行政主導をあらため、住民を巻き込んだあり方を示すような自治意識の醸成や市民参加の機運を高める仕組みづくりをすべきではないか、伺います。

4、洪水被害を受けやすい信濃川河川公園のあり方について

①今回の洪水被害に対して、平成24年6月1日に施行された信濃川河川公園洪水対策規程にのっとった対応が取られたのか伺います。

②昨年度6,879人、今年度は使用不可となった9月16日までで、5,112人という多数の市民が、野球場やサッカー場として、利用している都市公園が利用できなかった不利益さを克服するためにも、当市は、洪水被害を防ぐ手立てを論じ、その中には、防ぐだけではなく、例えば、冠水があるということを前提とした公園整備を行う等、様々なあらゆる工夫をすべきではないか、考えを伺います。

今後も、洪水被害のたびに復旧工事が発注されることを考えれば、そのような河川公園復旧工事費を積み立てれば、市内の大規模な空き地を取得し、野球場やサッカー場のある都市公園を開設し、河川公園を冠水を前提とした水辺の公園とするのもあながち夢物語でもない事態ではないかとも考えますがいかがでしょうか。

冬季のみ営業のお店、開店!

12月 10th, 2013 by hasegawa

片貝町の安達大判焼屋さん、冬季の営業、始まっていました!(12月3日から営業開始されたそうです。)

豪雪地帯の小千谷、ここ三年続いた大豪雪もあり、冬のしんどさが強調されがちですが、冬には冬の楽しみがあります。

冬の小千谷を盛りたてて下さる安達さんご家族のような方たちがいる小千谷は、冬もあったかいです。

 

 

小千谷中学校全中駅伝出場 壮行会

12月 10th, 2013 by hasegawa

小千谷中学校全国中学校駅伝競走大会出場選手壮行会が9日夜、サンラックで開催されました。

 関係者の皆さん、保護者の方、地域の皆さんの熱いエールを受け、選手の皆さん、自分らしい走り、本番の15日、山口市セミナーパーク・クロスカントリーコースで発揮してください!

壇上の選手の皆さん、若干緊張していたようでしたが、堂々とした一人ひとりの自己紹介兼決意表明、また、小千谷高校・小千谷中学校陸上競技部員の皆さんのエールによる激励。

こどもたちの清々しさ、力強さ、まっすぐさに感心しました。

監督、コーチ、陸上、学校関係者の皆さん、地域の皆さんの本当に並々ならぬ努力、力添えがアベック優勝やこどもたちの成長につながっているんだとも感じました。

平成25年度全国中学校体育大会 | 第21回全国中学校駅伝 http://www.diciotto.com/ekiden21/

  

縮小の時代を軽やかに地域で生きる!

12月 4th, 2013 by hasegawa

11月30日、津南町議でもある桑原悠さんの披露宴に出席させていただきました。集落では、式や花嫁行列の披露もあり、とっても素敵な結婚式でした。

二人の幸せを、ご家族、友人、親戚、地域の方、皆が祝福する。

「地域で生きていく。その当たり前の幸せ。」

そのことを軽やかに実践している悠さんをはじめとする若い人たちに接することが、最近多くて、本当に「いいことだな~。」とウキウキ、わくわくしています。(悠さんは、国際情報高校での講師時代の教え子だったりもします。)

先日の日報にも報道されていた「縮小の時代」を私たちは生きていきます。

社会の構造が否応なく変化させられる、当たり前のことが当たり前でなくなってしまうことがあり得る。そんな時代だと思います。

皆で、当たり前の幸せをかみしめられる地域を維持していく、整えていく、仕組みを作っていきたいですね。

そんな思いで、毎回、小千谷市議会の定例会では、一般質問をしています。

今回は、12月12日(木)市役所4階 10時から、7名の議員が一般質問を行います。

私は、3番目です。

是非、傍聴にいらしてください。(市役所4階の議場の傍聴に、何も必要な持ち物はありません。予約も要りません。また、出入りも自由です。)

 

NPO法人地域ケアサポート魚沼 設立10周年記念感謝の集い

11月 30th, 2013 by hasegawa

11月は、お祝い事に津南に行く機会が多くありました。

11月16日は、津南町のNPO法人地域ケアサポート魚沼さんの設立10周年記念感謝の集いにお招きいただいたのですが、同じように、認知症のグループホームを運営していることから、「住み慣れた地域で暮らすためにできること」と題して記念講演をさせていただきました。

名刺交換させていただいた十日町新聞の関口さんから28日発行号を送っていただきました。

地域の福祉に奮闘されるNPOケアサポート魚沼さんの存在に勇気づけられます。(日頃から情報交換など、お世話になっています。)

十日町新聞さんには、小千谷中学校1年の時の担任だった金澤清司先生の連載もあって、嬉しい驚きでした!

     

第4回定例市議会初日

11月 29th, 2013 by hasegawa

11月28日。第4回定例市議会初日。

委員会に付託された議案を除き、一般会計補正予算の専決処分について、定住自立圏形成に関する協定の変更について、小千谷市魚沼市予防接種健康被害調査委員会の共同設置の廃止について、人権擁護委員候補者の推薦についてが即決され、承認されました。

私は、信濃川河川公園洪水被害にかかわる施設修繕工事の補正予算の専決処分について、討論させていただきました。

夕方から小千谷小・小千谷中学校教育振興懇談会へ。

それぞれの学校における現況報告とこれからの課題の報告後、小千谷小は四年後の平成29年に創立150周年を迎える事。小千谷中は、本年の駅伝男女アベック優勝、全中への出場等の意見交換がなされました。

私も意見を述べる中で、学校支援員の配置への切実な思いなども、お聞きすることが出来、よかったです。

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【討論は以下の内容で行いました。】

私は、議案第91号に対し、意見を付して賛成の討論を行います。

小千谷市一般会計補正予算として、都市公園体育施設等管理経費として、施設修繕工事に、1000万が補正計上されております。

この施設修繕工事費とは、9月の台風18号により、冠水被害を受けた信濃川河川公園の原状復帰工事における経費を環境うるおい基金からの繰入金によりまかなうとするものであります。

環境うるおい基金が、安易に、使用されることに、一抹の危惧や不安を感じざるを得ません。

そもそも環境うるおい基金は、JR東日本信濃川発電所の不正取水問題により、JR東日本が小千谷市に基金20億円を拠出したものを原資としております。

とりわけ、環境うるおい基金により、整備された信濃川河川公園は、完成間際の2011年7月の新潟・福島豪雨被害により、冠水被害を受け、豪雨災害による追加工事費3,300万円を当市が支出した経緯があります。

その際も、洪水被害を受けやすい信濃川河川公園に対して、今後とも同じような被害を受けることは容易に想像され、平成24年6月25号の市報小千谷でも、市民と市長の懇談会での参加者からの発言として、「信濃川河川公園について」、「大雨に伴う洪水で冠水したと聞きました。洪水は毎年のように起こることなので、税金を無駄に使っているように思えます。」との市民からの発言が掲載されています。

また、被害を受けて使用不可となったこの間はまさに、スポーツの秋だったわけですが、昨年度6,879人、今年度は使用不可となった9月16日までで、9,774人という市民が、野球場やサッカー場として、利用している都市公園が利用できなかった不利益さを克服するためにも、小千谷市は、洪水被害を防ぐ手立てを論じ、その中には、防ぐだけではなく、例えば、冠水があるということを前提とした公園整備を行う等、様々なあらゆる工夫をすべきであります。

2011年、2013年と立て続けに、洪水被害を受けている信濃川河川公園であります。

限りある環境うるおい基金をできるだけ有効に使うためにも、また、市民に税金の無駄遣いと思われないためにも、市当局は、今後の整備計画を、洪水被害対策を、しっかりと示していただきたい。

議案第91号に対しては、以上の意見を付した上で、賛成といたします。以上で、討論を終わります。

和泉小学校・総合支援学校

11月 27th, 2013 by hasegawa

11月26日、総務文教委員会・教育委員会懇談会。

大規模改造工事の和泉小学校、旧塩殿小学校大規模改造工事の総合支援学校を視察しました。

以前、総務文教委員会で行われた工事前の視察や委員会でこの間、図面等も報告・検討させていただいていることを振り返っても、関係者皆さんの想いが、形になっている、形になっていく姿を、視察出来、感慨深いです。

視察後の意見交換会では、両学校の図書室や支援学校のセンター機能について、意見を述べさせていただきました。

児童・生徒にとって、より良い生活・学習環境が整っていけるよう、頑張ります。

※視察先に入りませんでしたが、東小千谷小学校の給食室の改造も順調に進捗しているそうです。

  

魚沼グループホーム連絡会研修

11月 6th, 2013 by hasegawa

11月5日、魚沼グループホーム連絡会の主催で、東北福祉大学教授・認知症介護研究・研修仙台センター長の加藤伸司先生を講師に、認知症セミナー「認知症の人の心理的特徴~不可解な行動を考える~」を開催しました。

新潟県の複数事業所連携事業の助成を頂き、魚沼地域(小千谷市・魚沼市・南魚沼市・十日町市・津南町)の16グループホーム、140名の参加がありました。

幹事役の私が、プロジェクターを忘れるという驚愕の失態がありましたが、魚沼保健所様や近郊のグループホーム様からスクリーンやプロジェクターをお借りして、無事、講演いただきました。

とても充実した研修となり、不可解な行動をとっているのは、認知症の方ではない、グループホームの職員側ではないか、との視点・指摘に、一同、深く感銘を受けました。

おだやかにケア出来るのは、その人をケアしながらその人からケアされているから。

プラス10点もらえるケアを目指そう!とまた明日から頑張る意欲のわく研修となりました。

  

  

減反とTPP

11月 3rd, 2013 by hasegawa

減反見直しとTPPへの県内首長アンケート結果が新潟日報に掲載され、反響を呼んでいます。

賛成と表明できる首長は余程明るい見通し(無邪気すぎる見通し)をお持ちなんだろうなと推測してしまいます。(今の農業政策には勿論大いに問題はありますが、嵐の前には若葉は育ちません。)

泉田知事がよく言及する三世代が食べていける農業。地域の農産物にどう付加価値をつけるのか。6次産業化。地域活性化・集落活性化。地域保全・環境保全。

超少子高齢社会日本、とりわけ、新潟県におけるその未来は、農業とは切り離せません。

色々思うところがある中で、8月に魚沼市水沢地区を視察させていただきました。

雑排水の入らない、山間地の沢水(湧水)だけで生産する沢田米の取り組みをされている水沢地

区にて、生産組合の今井さん、坂西さんから、沢田米の取り組みについてお話を伺い、湧

水の出る圃場も、実際に見学させていただきました。

  

素晴らしい棚田。生産組合の今井さん、坂西さん(津南町議の桑原さん)。

  

湧水(波紋が分かりますか?)  豊富な湧水量     収穫が待たれる水田

また、同じ魚沼市にある「魚沼園芸ものずき村」にて村長の仲丸さんや助役の酒井さんから「減

反」の手打ちそばをいただきながら、楽しい・元気が出るお話を伺いました。

  

笑顔が素敵な仲丸村長。  手打ちそば店「減反」  美味しかった手打ちそば!

  

真剣な眼差しの酒井助役  魚沼いち押しの「みゆきなす」 地場産野菜の直売

  

店内には、ふれあいの出来るお茶のみ場所も。カボチャの煮物やスイカなど美味しかった!

水沢地区でもものずき村でも、設立やこれまでの経過や積み重ねについても具体的に説明してい

ただいた中で、超少子高齢社会の中で、地域の活性化のため、戦略的に農業や環境をブランド化

していく、差別化していく取り組みの工夫に、感銘を受けました。

やはり、要(カナメ)は、地域への情熱を土台とした戦略、冷静な目。

詳しく記述はできませんが、ぶれない軸を持ちつつ、こうでなくてはと思いこむのではなく、状況に柔軟に対応していく、状況によっては方向性を変えていくことも辞さない、その感覚。

改めて目からウロコでした。

豊かな新潟県の自然は、農業の風景でもあります。

掲載した写真でもにじみ出るこの「豊かさ」。

それが、どう次世代へと持続する営みにつなげていくのか。

若葉を育てるには、嵐に屈せられないと思います。