5月24日 十日町市視察

5月24日、太田祐子十日町市議に仲介いただき、太田祐子十日町市議・小林均十日町市議と十日町市立ふれあいの丘支援学校、発達支援センター、寺子屋事業、中学校「宿題どんとこい事業」を視察させていただきました。

太田市議、小林市議をはじめ、教育次長池田様、学校教育課長林様、教育総務課長高橋様、ふれあいの丘支援学校小林校長先生、発達支援センター春日センター長様に、お忙しい中、説明いただきました。ありがとうございました。

「共生の理念」を核に、十日町小学校・ふれあいの丘支援学校・発達支援センターが隣接ではなく同じ校舎・スペースに設置されているという特色ある小学校・支援学校・発達支援センター。

平成7年に十日町市教育委員会に「養護学校がほしい会」による「養護学校設立要望書」提出から始まった十日町市立ふれあいの丘支援学校設立までの道のりをお聞きし、支援学校と発達支援センターについて、予算や児童・生徒数の推移やセンター機能、送迎、早朝放課後一時預かり、専門職との連携、給食、医療連携、保育園との連携、支援学級との連携等、お聞きしました。

実際、校舎も視察させていただき、「共生の理念」が反映されている校舎に、地域の皆さんの学校にかける「夢」「希望」「情熱」を強く感じさせていただきました。

また、NHK新潟でも報道されていました「寺子屋事業」。定年退職された教員や常勤採用を目指す若い講師の方が先生役・見守り役として、放課後や長期休みに公民館などに、「寺子屋塾」を設け、児童・生徒に学ぶ場や機会を学校外で提供する取り組みで、宿題や用意された継続して取り組めるテキストを自主学習する場を設けるというものです。先生役・見守り役の方は、質問に答えたりといった援助はしますが、講義をするわけではないです。あくまでも自主学習の場をもうけ、それを支援することで、学習習慣や学力向上の機運を地域で高める目的の事業。

小4~小6を対象とした「ほうかご寺子屋塾」(十日町小・中条小・水沢小)、中学生対象の『数学寺子屋講座』(松之山中)や小学生を対象とした「中里寺子屋塾」など、モデル地区を設けるなど、事業を運営していく姿勢は、戦略的です。また、教育委員会、教育センターが中心となり、あくまでも公民館を活用(学校を活用するところもありますが)し、現場の教職員の負担にはならない取り組みでもあります。

中学校「宿題どんとこい事業」、教育委員会が市内全中学校と連携し、全中学校で行う学力向上策。 教育センターが主体となり、原則「月の第2週」を「宿題どんとこい週間」と位置付け、一週間を通じて全校体制で計画的に宿題に取り組みます。宿題プリントの作成は、市内10校が輪番制で担当し、5教科の宿題プリントと解答を用意します。作成されたプリントは教育センターの嘱託指導主事が点検・修正を行います。

少子化の中で、どう具体的に地域のこどもたちを支援していくのか。まったなしの状況だからこそ、「今」、意欲的な戦略的な取り組みが必要との思いを痛感しました。

その後、クロアチアピッチ(25日からアルビレックスレディースが合宿を行うとのことで、芝の整備が念入りに進められていました。)や大地の芸術祭の作品「再構築(行武治美)」の外観を見学させていただきました。

  

  

  

  

クロアチアピッチ

  

再構築

   

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