総務文教委員会視察③ 清流園
衛生センター清流園は、市内の多くが公共下水道を使用している中、合併浄化槽や農業集落排水の処理を行っています。
設備の経年化や処理量の減少に伴い、設備更新を予定しています。
清流園脇には、水力発電所の跡地があります。レンガ造りの遺構に、往時を偲べますね。1904年の運行開始!、完成当時は全国で2番目の発電量だそうです。
塩殿発電所 出典:ウィキペディア
現在の新潟県長岡市にあった北越電灯会社の水力発電所。
- 河川 – 信濃川
- 最大出力 – 1200kw
- 周波数 – 60サイクル
- 運用開始 – 1904年(明治37年)
- 運用停止 – 1951年(昭和26年)
- 完成当初は全国で2番目の発電量だった。
- 小千谷市塩殿から取水し、地下を抜け、調整池・発電所へ至った
(歴史)刈羽横沢村(現長岡市小国町)の山口権三郎により二年の歳月と40万円(当時)の資金を使って建設された。信濃川沿いのこの地形が適している為、この地に建設したという。そして、1904年(明治37年)、運用開始。小千谷・長岡などに送電していた。後に越後水力電気株式会社になり、東北配電会社に合併された。1951年(昭和26年)、国鉄信濃川発電所の建設により水位が下がり、発電停止。その後、国鉄に買収された。現在、近くに清流園小千谷市川口町衛生センターが建っているが、調整池等の遺構が残っている。
参考文献:小千谷の歴史編集委員会編『小千谷の歴史(二十四版)』小千谷市教育委員会。
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