城内高砂会

5月11日(金)城内町の高砂会合同総会にお邪魔しました。
城内町はいわゆる老人会として第1高砂会から第3高砂会まで会があるのですが、総会後の懇親会で、皆さん和気あいあいとした雰囲気で楽しんでいらっしゃいました。

小千谷市の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は、平成23年27.6%から、ついに平成26年には、30.2%と、30パーセントを超えると予想されています。(特別養護老人ホームの入所申込者数(平成23年8月1日現在)いわゆる待機者数は364人で、うち在宅の方で要介護4~5の重度者は72人とされています。)

変化し続ける社会、地域、家族、意識、そして制度の中で、身の回りに増える医療依存度の高い人たち、自己決定や契約の難しい人、手助けや介護の必要な人、さらには、独居、老老介護、孤独な子育ての課題が浮かび上がっています。
多くの人が失った人と人とのつながりの再生、そこから生まれる安心社会の再構築を望んでいるのが現状です。

しかし、ただの懐古主義では、問題解決は難しい。全国各地で、試行錯誤の様々な取り組みが行われています。
誰でも、参加できる「居場所」をつくること、その地味な取り組みを継続することで大きな光が見えてくる・・・

そのような認識の中、城内町内会様や高砂会様のお力添えで、城内に、「地域のお茶の間・城内」が誕生しました。

助け合いの仕組みを作り、今は、たまたま手助けできるが、いつか必ず手助けをうける時が来る。また、この世の中に、世話になるばっかりの人はいない。皆、出来ることがある。ここがあって良かった!今できることをしよう!という人の心をつなげていく。

そんな想いが「地域のお茶の間・城内」であり、地域交流・お互い様の地域の絆づくり「ボランティア城内」につながっています。

こころのつながる、ほっとする場、それが「お茶の間」。(全国でも爆発的に増えてます)
その効用は・・・
1.人と人とのつながり、人と、社会とのつながりをつくる。
2.知り合うことで、人の不自由を知り、人へのやさしさが育ち、地域に広がる。
3.いざ!という時、困ったときに気軽に助け合える人間関係が生まれる。
4.お互い様の関係を作り、地域に暮らし続けられる安心感を育てる。
5.地域住民が、自らのために力(人手・物・知恵・金)を出し合う。
6.視野の広いこどもに育つ、地域の人から見守られる安心感、子育て中の親の孤独、不安、拘束間の解消
7.異世代、異文化の交流から、伝統、文化の伝承(その地に伝わる料理、習わし、作法、気遣い、生活の知恵・・・)
8.情報の共有化が一度にできる(防犯、防災、健康相談、新しい制度・・・)

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