小千谷市立南小学校開校式・入学式

4月 8th, 2013 by hasegawa

4月8日(月)小千谷市立南小学校開校式・入学式。夕方からは祝賀会へ。

川井・岩沢・真人・塩殿の4つの小学校が統合された南小学校。

校章や校歌にうたわれた「よつ葉」のように、それぞれの地域で慈しまれて育った南っ子たちが、南部地域の希望のひかりとして、すくすくと育っていくために、その大切な役割を担うのが、南小学校です。

地域の中から学校が閉じられてしまうという苦渋の決断をされた地域にとって、本当にこの南小学校が、南部の伝統を守り、継承し、素晴らしい教育の場として育っていくことが、切なる願いです。

新しい歴史のスタート、応援します!

平成25年度当初予算②総務費

4月 2nd, 2013 by hasegawa

4月1日、2013年度も始まりました~!ほのぼの小千谷福祉会でも辞令交付。

新年度にふさわしい青空の一日でしたね。

2013年度当初予算について、注目項目を私見をまじえてピックアップして

いきます。詳細や疑問点など、ご意見をお寄せください!

(  )内が、私の私見です。

≪ 総務費 ≫

・庁舎耐震改修工事 6億。市役所を移転することなく、機能を保ったまま

改修工事を行う予定です。ただ、現在の前庭にあたる部分をつぶして駐車場

にしたり、一部仮設プレハブ庁舎も建設したりという変化はあります。

(耐震・免震・制震のための改修工事ですが、例えば原子力災害の場合、情報

収集や市民への伝達の拠点となる市役所の建物自体が放射線防護が可能

となるような防災拠点となるべく整備する必要もあると考えます。)

・消費生活相談員 52万。無資格だが、研修には行っているとのこと。

(国・地方公共団体等が行う消費生活相談業務に携わる相談員の資格を認定

する消費生活専門相談員資格制度もあるので、是非、小千谷市も積極的に

活用・登用してほしいですし、国でも消費生活相談員の待遇の改善は、懸案

事項として検討されています。消費者庁 http://www.caa.go.jp/region/index8.html )

・病院統合支援事業 509万。うち、シンポジウム開催にあたり看板代

5万やシンポジウム講師謝礼など含む。また、周辺インフラ・交通アクセ

ス、跡地利用も含めた市街地整備構想調査委託料420万も含む。調査

委託には国による優位な制度があるのか、何かこういう整備計画を行って

いけば有利な助成を持ってこられるのか探るためとのこと。

(シンポジウム開催、もちろん大切ですが、小千谷市に総合病院がきちん

と確保されていくという市民念願の病院統合に、市民からの動き、下支えが

ないまま、一方的な上からの施策になるのではないかと懸念されます。開院

まで時間がないので、公表されたスケジュールで、市民の想いを届けたり、

統合病院にむけて市民の心を一つにするような取り組みが入り込む余地が

あまりないのではないかと危惧されます。)

・広報ラジオ番組放送委託料 228万。FMながおかへの財政安定のため。

民間主導で地域FMを設立できるなら援助はしたいが現在は考えていないと

のこと。(FM十日町、FMゆきぐに(南魚沼市)、FMぴっから(柏崎市)の

ような地域FMがおぢやにも・・・というのは夢があっていいなと思うのです

が。)

・地域情報番組放送推進協議会負担金 600万。地域情報番組=FMラジオ。

協議会には商工観光課、JAなどを予定とのこと。(是非、協議会には、

関係団体だけではなく、一般市民の参画も図るべき。一般市民も巻き込んだ

小千谷の発信を期待したいです。)

・すこやかコミュニティ育成事業補助金60万、まちづくり活動支援事業補

助金100万。まちづくり活動とは、NPO法人、地域協議会、町内会など、

公益性の高い活動に対して助成するとのこと。(十日町市のNPO法人十日町

市地域おこし実行委員会の活躍をみても分かるように、地域活性化・まちづく

り活動に「市民の力」はとても重要です。その育成も大切。

補助金を利用した団体の実践を市民全体で共有できるような周知・広報活動も

これからは重要になってきますね。)

・地域おこし協力隊推進事業 1,461万円

(内訳)隊員報酬は597万で4人分・1人につき月16万6千円。また

隊員は、地域に住むので空き家修繕料として252万・空き家等借上料とし

て264万が計上されています。

総務省 地域おこし協力隊 http://www.iju-join.jp/chiikiokoshi/

奇跡の集落で働く元地域おこし協力隊のブログ

http://ameblo.jp/tomoyoshi-tada/

(島根県海土町や中越大震災の際の復興支援員の取り組みなどから全国的に

注目、活用されている施策です。復興支援員との連携や小千谷市ならではの

隊員の活躍、どんどんと市民の中へ入った、市民が目にできる動きが期待さ

れます。)

※予算全体的に電気代(光熱水費)を前年比より増加させていますが、東北

電力の電気代値上げや仮設プレハブ庁舎の電気代を上乗せしたとのこと。

(他議員も追及していましたが、PPSについては、市は、検討もしてい

ない様子。電力消費に対して節電にも努めている小千谷市ですが、新しい

時代へ向けた夢のある、市民生活をリードするような取り組みへの投資も

必要と考えます。)

◇PPSとは特定規模電気事業者の意味。契約電力が50kw以上ならば、

既存の東北電力や東京電力など以外の新しい電力発電会社と電力契約を自由

に契約ができ、コスト削減を図れるとして、公共施設で使う電力をPPS

(特定規模電気事業者)から購入しようとする自治体が増えています。

県から小千谷市への権限委譲(NPO法人の認証)

3月 24th, 2013 by hasegawa

平成25年4月1日より、NPO法人の認証等に関する事務処理権限が、

新潟県から小千谷市に移ります。(県内20市の中、11番目)

担当部署:小千谷市 企画政策課 まちづくり推進室

NPO法人は、特定非営利活動法人という名前の通り、営利を目的と

しない様々な社会貢献活動を行う団体で、様々な分野(福祉、教育・文化、

まちづくり、環境、国際協力など)で、社会の多様化したニーズに応える

重要な役割を果たすことが期待されています。

内閣府 NPOホームページ

https://www.npo-homepage.go.jp/index.html

※小千谷市への権限移譲によって、当市でのNPO法人の増加や活動の

活発化が期待されます!

地域の元気!

3月 24th, 2013 by hasegawa

3月23日(土)市内で様々な行事・催し・会議がありました。

≪ 西保育園卒園式 ≫

13名の園児が立派に一年生になる抱負とご家族への感謝の言葉を述べていて、

ご家族や園長先生はじめ、職員の皆さん、その成長ぶりに感慨ひとしお。

笑顔とうれし涙の卒園式でした。

≪ 小千谷要約筆記サークル 平成24年度総会 ≫

会員である小千谷要約筆記サークルの総会。

平成24年度事業報告や会計報告、会計監査報告、平成25年度事業案、

会計予算案が承認されました。

◎要約筆記とは:聴覚に障がいがある人のために、その場で話されている

内容を即時に要約して文字にすること。ノートなどの筆記具を使うほか、

OHPやパソコンを利用して、講義や談話などの内容をスクリーンに写し

出すなどの方法があります。話言葉だけではなく、周辺の音声情報も通訳

するので、 例えば放送での呼び出し、笑い声、チャイムの音なども伝えます。

聞こえない人も聞こえる人も同じ場所で、同じ情報を共有し、その場に

参加できるように文字にして伝えます。

(サークルでは、会員の皆さん、真剣に技能向上に励み、また新規加入

会員を随時募集しています!興味のある方、是非!)

≪ひだまり工房内覧会≫

さくら保育園跡地(元中子町内)を利用した「ひだまり工房」の内覧会に。

まずは、平成25年度は、ひかり工房の分場として、就労継続支援B型

事業(10名定員)を行い、平成26年度から、独立した障がい者支援

センターひだまり工房として、就労継続支援B型事業(14名)と生活介護

(6名)を行います。

地元町内の方から、災害時の避難場所として使わせてほしいとの要望等に、

岩渕園長が快諾されていました。

≪平成24年度おぢや復興ネットワーク交流会議・歓送迎会≫

過疎・高齢地域の活性化について~十日町・地域おこし協力隊・池谷・入山集落

の取り組み~と題して、多田朋孔さんの講演があり、また、岩沢アチコタネ

ーゼの活動を駒井和彦代表が報告されました。

小千谷市復興支援室では、退職支援員(渡邉さん・桑高さん・大嶋さん)、

新入支援員(渡邉さん、細金さん、加藤さん)の異動の紹介があり、

復興支援室自体が、市民会館から楽集館1階へ移るとのこと。

(小川さん、石曽根さん、竹田さんは異動なし。従来どおり、6名体制で、

小千谷の復興活動、地域活動に支援を行っていただきます。)

※奇しくも、「地域の元気!」につながる様々な行事・会議・取り組みに

接することが出来た3月23日でした!

卒業おめでとう!

3月 22nd, 2013 by hasegawa

3月22日(金)母校である小千谷小学校の第66回卒業証書授与式に参列。

すがすがしい晴天のもと、中学校の制服に身を包んだ卒業生がとても大人に

見えました。

今日は、東小千谷小学校、塩殿小学校、吉谷小学校、千田小学校、

和泉小学校、川井小学校、東山小学校、岩沢小学校、真人小学校、

片貝小学校、市内11すべての小学校で卒業式が行われました。

来月4月に開校する南小学校に統合される岩沢小学校、川井小学校、

真人小学校、塩殿小学校は、最後の卒業式になりました。

高等技能訓練促進事業補助金

3月 22nd, 2013 by hasegawa

小千谷市 平成25年度予算 「高等技能訓練促進事業補助金(120万円:対象

者1名)」、予算がつきました。

全父子連(NPO法人全国父子家庭支援連絡会)の片山知行さん達の尽力が

あって、母子家庭のお母さんと同じように父子家庭のお父さんも制度を

利用することができるようになりました。

1月29日の片山さんのフェイスブックの記事に詳細が掲載されています。

http://www.facebook.com/profile.php?id=100005361164587#!/tomoyuki.katayama

厚労省 ひとり親家庭の支援等http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kodomo/kodomo_kosodate/boshi-katei/index.html

JR東日本、地域との共生策 ~十日町市の場合~

3月 20th, 2013 by hasegawa

新潟日報に、十日町市とJR東日本との共生策の一環で、食品工場が来秋創業との記事が掲載されました。

JR食品工場 来秋操業 十日町市

小千谷市も、山本山市民の家にからめての構想があるようですが、上記記事のような詳細な計画はまだ公表されていません。

平成25年度当初予算①

3月 20th, 2013 by hasegawa

3月19日(火)、平成25年度第1回定例市議会最終日、総額183億の平成25年度予算が議会で可決されました。

平成25年度予算の中身、いくつか、ピックアップしてお知らせしていきます。

皆さんの税金を使用する事業。多くの方に情報は行きわたるべき!

平成25年度予算書は、以下の小千谷市ホームページでも公開されています。http://www.city.ojiya.niigata.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=11449

※重点分野雇用創出事業「技術者養成事業」16,600千円(求職及び求人需要とマッチングした技術研修を実施、スキルアップによる早期就業を支援)新潟三洋24年6月希望退職者を対象に、鉄工電子組合に委託し、トライアル雇用。事業対象人数 8名。

※融雪施設単独事業「高齢者対応型投雪口設置修繕料」8,000千円(高齢者・障がい者世帯前の流雪溝投雪口の蓋について、軽量の雪投型へ入替する。)1世帯1か所で、3年で450か所を予定。側溝グレーチング蓋を観音開きで軽量化のモノに交換。対象外の世帯は、自費購入するなら、一緒に導入も可能。

※道路橋りょう補助事業「道路点検調査業務委託料」20,000千円。(平成25年度当初予算に計上されていましたが、市単独から交付税事業へ変更があり、平成24年度補正予算へ。)基本的には、市内の舗装道(市道)すべてを点検する。

 

できるだけ早く、分野ごとに、25年度予算、ブログで紹介していきますね。

ゼロの衝撃

3月 20th, 2013 by hasegawa

3月18日新潟県地域の茶の間交流会(新潟テルサ)に、社会福祉法人ほのぼの小千谷福祉会の「お茶の間ボランティア」の方と一緒に、総勢12名で行ってきました。

常設型地域の茶の間「うちの実家」河田珪子代表や国際医療福祉大学院高橋絋士教授の講演や対談、「うちの実家」の再現スペースなど、盛りだくさんの内容に、私も、一緒に参加したお茶の間ボランティアの方も、刺激を受けてきました。

しかし、小千谷のお茶の間関係者には、衝撃の事実も分かって、皆呆然。(詳細は最下の画像で。)

  

  

  

  

  

  

再現スペースに新潟県内のお茶の間が地図で表記されていたのですが・・・・。

  

えっ!小千谷はゼロ?

「私たちお茶の間やっているよね~」とボランティアの方とも驚愕してしまいました。

う~ん、ご町内とも民生委員さんともボランティアさんとも行政とも、情報交換しながら、もちろん、お茶の間を使う大勢の方に好評な活動を行っているつもりなんですが…。どうしてこんなことに~!と、研修に参加した小千谷の一行一同、メラメラとより一層の活動に熱意を燃やす決意をしたのでした~!

ドキュメンタリー映画『100年の谺(こだま)~大逆事件は生きている~』

3月 18th, 2013 by hasegawa

2012年キネマ旬報ベスト・テン 文化映画部門第5位!『100年の谺(こだま)~大逆事件は生きている~』

ドキュメンタリー映画「100年の谺 大逆事件は生きている」公式サイト

http://taigyaku-movie.net/

3月17日(日)、ポレポレ東中野で上映中のドキュメンタリー映画『100年の谺(こだま)~大逆事件は生きている~』を鑑賞。(ポレポレ東中野では、4月5日まで、連日10:30~(1日1回)上映中です。)

大学時代の友人が、携わっている映画。エンディングクレジットに演出補として、彼女の名前が出ていて、すごいな~と感動しました。

映画、本当に、強く訴えるものがあり、感動しました。100年前のこだまを私は、しっかりと聞きとれているだろうか。

小千谷は、大逆事件で犠牲になった内山愚童の出身地です。火葬場についた内山愚童の棺を、兄の姿をひとめ見たいと、弟がたたき割ったという逸話。本当に、胸がつまります。

「人権が脅かされる社会を見過ごすことが、更なる厄災を社会に、もたらす。」という実感は、大逆事件後の日本がたどった歴史が証明しています。

100年のこだま、しっかりと私は受け取って、歩んでいきたい。

 

大逆事件を受けて・・・・

石川啄木「もう日本は駄目だ。」

徳富蘆花「謀叛論」一高(現在の東大)で行った講演

「大逆事件の審判中當路の大臣は一人も唯の一度も傍聽に來なかったのであるー死の判決で國民を嚇(おど)して、十二名の恩赦で一寸機嫌を取って、餘の十二名は殆ど不意打の死刑ー否死刑ではない、暗殺ー暗殺である。・・・謀反人を恐れてはならぬ。自ら謀反人となるを恐れてはならぬ。新しいものは常に謀叛である・・繰り返していう。諸君、われわれは生きねばならぬ。生きるために常に謀反しなければならぬ。自己に対して、また周囲に対して。 諸君、幸徳君らは乱臣賊子として絞台の露と消えた。その行動について不満があるとしても、誰か志士としてその動機を疑いうる。西郷も逆賊であった。しかし今日となってみれば、逆賊でないこと西郷のごとき者があるか。幸徳等も誤って乱臣賊子となった。しかし百年の公論は必ずその事を惜しんでその志を悲しむであろう。 要するに人格の問題である。諸君、われわれは人格を研くことを怠ってはならぬ。」と、政府を徹底的に非難し、一高生(東大生)に自覚を促した。