ペコロスの母に会いに行く

「魚沼映画の専門店」さん主管の上映会・魚沼市小出郷文化にて「ペコロスの母に会いにいく」(森崎東監督)を先日、鑑賞しました!

良い映画でした。

長崎を舞台に、主人公ゆういちに特殊メイクの岩松了(長崎県出身!)、赤木春恵がお母ちゃん(若い頃を原田貴和子)、亡くなったお父ちゃんを加瀬亮が演じています。

撮影当時89歳の赤木春恵さん(現在は90歳)はもちろんのこと、キャストの皆さん一人ひとりが素晴らしく、特に岩松了さんすごかった!

長崎の街の「酒屋さんの店の奥にある立飲み屋さん」や「ライブの出来る喫茶店やバー」にもわくわく。(もちろん、長崎の街の住宅街(急斜面の坂・小路)の点在する空き地(草地)等も風景として映画には映し出されています。)

笑って、泣いて、良い映画だなとしみじみ。

認知症のお母ちゃんは時系列が混乱することもあり、でも現在とその若いころのシーン、親友(原田知世)・妹・夫とのやりとり(息子ゆういちからの回顧も含む)があってこそ、そうなんだ、80代、90代まで生きてきた、そのお母ちゃんの存在そのものが愛おしいんだと・・・。

介護をめぐる葛藤も笑いというか哀愁に包みつつも、そのやはり、かけがえのない日常を描いています。

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