原子力防災訓練3月16日

3月16日小千谷市原子力防災訓練として、住民情報伝達訓練、屋内退避訓練、要援護者避難訓練(桜町地区をモデル)が行われました。

小千谷市総合体育館を一時集合所とした避難訓練は、要援護者避難訓練といっても、桜町(全11地区)から、町内役員の方など出られる方を60~70名確保して、その方達を要援護者と想定した訓練だったそうです。

3月16日21時からのNHKスペシャル「メルトダウン最新報告~放射能大量放出~」を見ても、また以前のNHKスペシャル「救えなかった命~双葉病院50人の…死~」を見ても、実効性のある避難計画があるのか、作成出来るのか、大きな疑問符が付きます。

3月13日のモーニングバード「そもそも総研」では、環境経済研究所が試算した結果、原発で事故が起こり被爆しないで避難することは不可能であり、30キロ圏内の住民がすべて避難できる時間は柏崎刈羽原発の場合、29.5時間(すべての道路が使えた場合)かかるとのこと。

10年前の中越地震の際、どんなに道路が寸断され、移動が大変だったか、小千谷市は学んだはずです。 原子力発電所から30キロ圏内に居住する小千谷市民、 自分たちの安心・安全・生命・財産を守るために、しっかりと考え、議論していきましょう! 南相馬市との連携の中で、そうした議論を深めることも大事です。

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