第4回定例市議会初日

11月28日。第4回定例市議会初日。

委員会に付託された議案を除き、一般会計補正予算の専決処分について、定住自立圏形成に関する協定の変更について、小千谷市魚沼市予防接種健康被害調査委員会の共同設置の廃止について、人権擁護委員候補者の推薦についてが即決され、承認されました。

私は、信濃川河川公園洪水被害にかかわる施設修繕工事の補正予算の専決処分について、討論させていただきました。

夕方から小千谷小・小千谷中学校教育振興懇談会へ。

それぞれの学校における現況報告とこれからの課題の報告後、小千谷小は四年後の平成29年に創立150周年を迎える事。小千谷中は、本年の駅伝男女アベック優勝、全中への出場等の意見交換がなされました。

私も意見を述べる中で、学校支援員の配置への切実な思いなども、お聞きすることが出来、よかったです。

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【討論は以下の内容で行いました。】

私は、議案第91号に対し、意見を付して賛成の討論を行います。

小千谷市一般会計補正予算として、都市公園体育施設等管理経費として、施設修繕工事に、1000万が補正計上されております。

この施設修繕工事費とは、9月の台風18号により、冠水被害を受けた信濃川河川公園の原状復帰工事における経費を環境うるおい基金からの繰入金によりまかなうとするものであります。

環境うるおい基金が、安易に、使用されることに、一抹の危惧や不安を感じざるを得ません。

そもそも環境うるおい基金は、JR東日本信濃川発電所の不正取水問題により、JR東日本が小千谷市に基金20億円を拠出したものを原資としております。

とりわけ、環境うるおい基金により、整備された信濃川河川公園は、完成間際の2011年7月の新潟・福島豪雨被害により、冠水被害を受け、豪雨災害による追加工事費3,300万円を当市が支出した経緯があります。

その際も、洪水被害を受けやすい信濃川河川公園に対して、今後とも同じような被害を受けることは容易に想像され、平成24年6月25号の市報小千谷でも、市民と市長の懇談会での参加者からの発言として、「信濃川河川公園について」、「大雨に伴う洪水で冠水したと聞きました。洪水は毎年のように起こることなので、税金を無駄に使っているように思えます。」との市民からの発言が掲載されています。

また、被害を受けて使用不可となったこの間はまさに、スポーツの秋だったわけですが、昨年度6,879人、今年度は使用不可となった9月16日までで、9,774人という市民が、野球場やサッカー場として、利用している都市公園が利用できなかった不利益さを克服するためにも、小千谷市は、洪水被害を防ぐ手立てを論じ、その中には、防ぐだけではなく、例えば、冠水があるということを前提とした公園整備を行う等、様々なあらゆる工夫をすべきであります。

2011年、2013年と立て続けに、洪水被害を受けている信濃川河川公園であります。

限りある環境うるおい基金をできるだけ有効に使うためにも、また、市民に税金の無駄遣いと思われないためにも、市当局は、今後の整備計画を、洪水被害対策を、しっかりと示していただきたい。

議案第91号に対しては、以上の意見を付した上で、賛成といたします。以上で、討論を終わります。

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