中越大震災から9年。

2013年10月23日 中越大震災から9年。

小千谷市総合体育館での10・23のつどい、サンラックでの復興祈念シンポジウム、楽集館でのおぢや10・23のつどいに参加後、塩谷集落の慰霊碑の前で黙とう、塩谷センターでの交流会に出席しました。

2013・10・23の新潟日報社説に、

「復興のその先に成し遂げなければならないのは、地域で安心して暮らし続けられる環境をつくることだ。人口減少と高齢化は自治体の共通課題である。被災地復興を通じて目指すべき姿を示すことが、本県活性化の道しるべとなるに違いない。 知恵を出し合い、総力を挙げて復興と自立を後押ししたい。」

とあるように、
災害は、社会の弱いところ・地域の課題を確実に突いてきます。

中越大震災の被災地の課題、どの報道も、「進む人口減少と高齢化」をあげています。

中越大震災は地域の時計の針を10年も20年も先に進めてしまった。集落の空洞化だけでなく、心の空洞を感じる方もいる。でも試行錯誤の取り組みの中で希望を明るさを前進を求めている。いろいろな思いを持ちながらこの日をむかえている中越地震の被災地。ひとりひとりに、それぞれの10・23の思いがあります。

市民が参加しやすい、一人ひとりの心に寄り添う、一人ひとりの思いを表出できる、一人ひとりの思いを噛みしめる、そんな10・23、他市の取り組みを見ても、小千谷の場合は課題だと思います。

   

  

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