雪に生きる喜びを!

小正月の3連休が始まりますね。

ほのぼの小千谷福祉会でも、ご町内の川井の鳥追いが今晩(1月12日)ということで、雪像(雪だるま)やほんやら洞づくりを行いました。

明日は、小千谷市内各地で「雪祭り」や「さいの神」「雪上運動会」等があります。

雪に生きる喜びを感じられる行事です。

おととい、昨日の大雪から、今日土曜日は晴天でしたので、市内各地で雪おろしに皆さん、汗を流しています。

雪おろし作業は事故も懸念される危険な作業です。地域を守る雪下ろしボランティアや単独作業を減らす取り組みなど、豪雪地帯では、様々な知恵を絞って地域で暮らし続けられる施策がまったなしです。

今冬、地域ぐるみで除雪に取り組むための流れを示す冊子を国土交通省は作成しました。

除雪問題待ったなし! 力をあわせて解決!地域除雪活動☆実践ガイドブック【町内会・自主防災会向け】 ~暫定版~  http://www.mlit.go.jp/common/000233026.pdf

毎年降り積もる雪。雪は多くの恵みをもたらす半面、生活する上で様々な苦労や困難も 生じます。特に大雪に見舞われると、日々の雪かき(除雪作業)で大忙し。高齢化が進み、 人口も減少していく中、自宅の雪かきができない人は増える一方、地域の雪かきの 担い手は少なくなっていきます。冬の災害や雪による事故にも備えていかなければ なりません。地域の雪問題、みんなで考え、力をあわせて解決! 皆さんの地域でも実践してみませんか? 平成24年12月国土交通省国土政策局地方振興課

共助・公助による 地域除雪の取組事例  http://www.mlit.go.jp/common/000208226.pdf

雪処理の担い手確保スキーム http://www.mlit.go.jp/common/000206693.pdf

 

上記のような国の取り組みに対して、昨冬、長谷川ありは一般質問で除雪問題を取り上げましたが(2012年3月15日)、市長答弁では、下記のような答弁があり、施策づくり、取り組みという点ではなかなか前進できていない状況です。

(市長答弁)除雪に限らず、すべての政策にかかわることだと思いますが、よく言われますように、自助、共助、公助という話がありまして、やはりそれぞれの役割分担があるというふうに思います。いろいろなことをすべて市がやれれば、それはもちろんいいわけですが、いわゆる公助というのも考えてみれば、結局回り回って自助にいく話なわけでございまして、そういう状況ですから、基本的にはやはりまず自分でできることは自分でやるということが大切かなというふうに思います。ボランティア等の方がそういう状況の中で手助けしてやろうというふうなことを、来ていただくということは非常にありがたいことでありまして、これは長谷川議員のおっしゃるとおりでございます。ただ、それはどういうふうにうまく調整して組み合わせていくかというのがひとつ課題になるかと思いますが、それは全くないわけではなくて、社会福祉協議会がそれをやっていただいていると。ただ、今のやり方が正しいかどうかというのはありますので、それは今後また研究させていただきたいというふうに思います。

(長谷川あり)(除雪)ボランティアをただ受け入れればいいということではなくて、何でも行政が手とり足とりやれということを私も主張しているわけではなく、やはりこれからの少子高齢化社会の中で、ボランティアを受け入れるにしろ、地域での支え合い力を向上させる、地域の防災力を向上させるためにも、そういった行政が(すべて)やるということではなくて、行政がちょっと補助なり仕組みづくりをする中で、地域の中から出てくる市民のパワーというもの、そういったものを上げていかないと、厳しい状況があるのではないかなと思います。市長、研究していきたいという答弁でしたので、ぜひお願いしたい。

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