福祉の現場も日々研鑽です!

少し前の話題ですが、新潟県認知症高齢者グループホーム協議会(代表世話人小山剛)の地区別研修会が11月28日にアオーレ長岡であり、参加してきました!

高崎健康福祉大学の山上徹也先生を講師に、「認知症のリハビリ~基礎知識と実技講習~」の講演。

  

また11月28日夜には、ほのぼの小千谷福祉会で、国際こども・福祉カレッジの小柳縁先生を講師に、「社会福祉施設・事業所で働く介護職員のためのマナーアップ、コミュニケーションアップ研修」を開催しました。

  

どちらの研修でも、座学だけでなく、演習もあり、新たな気付きをたくさんもらえた研修でした!

※先日の新潟日報に、新潟県認知症高齢者グループホーム協議会の代表世話人でもある小山剛さんのインタビュー記事(2012年衆院選 社会保障県内識者インタビュー)が掲載されていました。

介護現場の人材不足に対して、「増え続ける高齢者人口に対し、働く年齢層の全体の人口は減っている。人材を確保し続けるには、介護報酬の引き上げだけでは足りない。労働力の集約も必要だ。」とのご意見。

本当に介護人材・労働力の確保は、県内の多くの事業所が頭を悩ませているところではないでしょうか。

「若い労働力を集めにくい地域ではテレビ電話など緊急連絡システムを整備し、地域の高齢者を雇用して業務を効率化する取り組みも必要。」「採算のとりにくい地域ほど、地元の社会福祉協議会や社会福祉法人が責任をもってサービスを提供していかなければならない。」などのご意見には、新潟県の中山間地域での高齢化の問題の複雑さが見えるところです。

介護の人材確保・住み慣れた地域で暮らし続けていきたいという想いの実現など、ほのぼの小千谷福祉会も日々、試行錯誤している課題です。

いろいろな知恵を集めて、この高齢社会を生きる皆の幸せに繋げていきたい。

理念をぶれずに、いろいろな知恵を集めて、地域で暮らし続ける・続けられる暮らしを維持していく。

そんな地道なことのひとつひとつが大切だと思っています。

平川克美‏さん(事業家、文筆家)もこうつぶやいています。

「リセットとか、大改革とか、経済成長とかは発展途上段階のモデル。人口が急激にシュリンクしてゆくフェーズの国家にとって大切なのは、小さな改良、手持ちのものでできる手当。老人に大手術したら死んでまうがな。」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です