信濃川水系河川整備計画 住民懇談会(中流部会) 小千谷会場

10月3日 小千谷のサンプラザ大ホールにて、信濃川水系河川整備計画 住民懇談会(中流部会)が開かれました。

信濃川水系整備計画骨子から、私が、気になったフレーズは、「必要流量」「渇水被害」「減水」「内水対策(自然排水)」「輪中」「流水維持」「小水力発電支援」「横断工作物」「自然環境(高温化・乾燥化)」等など。

私は、信濃川水系の上流・下流に比べ、小千谷も含まれる中流域は、信濃川と親しむ環境にないのではないかが実感です。長野県などの上流や新潟市のような下流にあるような水辺の公園や水辺の自然塾、カヌー・ボートなどの水と親しむ環境があまりにもない。中流域は鮭の遡上やそれにともなう漁文化、ヤナや渡し船など、どの地域よりも水と親しむ生活文化があったのにそれが今は、廃れている。やはり、来場者の方の発言「(中流域は)死の川」との表現にあるように、水力発電の取水で、水量が少ない現状、その減水被害の中で、渇水被害や河川環境の高温化や乾燥化の弊害が出現していることが中流域を「死の川」としている現状があることが影響しているのではないでしょうか。

国土交通省北陸地方整備局のいう「必要流量」と地域が考える「必要流量」にかい離はないのか。滔々と流れる大河信濃川の姿を取り戻せるのか。また取り戻したいのか。水資源をどう将来の世代へと渡していくのか。地域は信濃川をめぐる自分たちの未来の生活を熟慮する必要があります。

また、支川の管理整備(小千谷でいえば、茶郷川や表沢川等)も重要で、内水被害対策も含め、地元の切実な思いをくみとり、整備していかなればならない課題です。

 

意見募集は10月19日(金)まで!

信濃川水系河川整備計画|国土交通省北陸地方整備局 ホームページ

河川整備計画(骨子)についてご意見をお聞かせ下さい

http://www.hrr.mlit.go.jp/shinage/shinano-plan/index.html

  

  

北陸地方整備局では、信濃川水系(大臣管理区間)において今後 の河川工事や維持管理の内容を具体的に示す「信濃川水系河川整備 計画」の策定作業を進めています。 この度、北陸地方整備局信濃川河川事務所及び信濃川下流河川事 務所では、計画の概要や項目をまとめた「信濃川水系河川整備計画 骨子」について、信濃川水系と関わりのある地域の皆様のご意見を お聴きするため、10月1日から10月12日にかけて、新潟県内7会場で 住民懇談会を開催します。(長岡市、燕市、小千谷市、魚沼市、十日町市、三条市、新潟市の 7会場) 報道資料より

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